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■2015/10/27 (Tue)
第5章 蛮族の軍団

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11
 伝令の馬は、城下町を全力疾走で横切り、王城に飛び込んだ。

伝令
「申し上げます! 蛮族の軍団が王城を目指して北上しております! ただちに兵士を!」

 知らせは、瞬く間に城の中へと広がった。セシルの耳にももちろん届き、セシルはただちに城内の動かせる兵士に指示を与えた。
 城内がにわかに慌ただしくなる。事態を了解した兵士達は、武器を手に持ち、馬に乗れる者は城を出て救援に向かい、それ以外の者達は来るべき戦闘に備えて城の防備を固めた。
 だが、それでは不充分だ……。敵軍がどれほどの規模かわからない。もしも大軍勢なら、今の備えだけでは城を守りきれない。
 そう判断したセシルは、貴族達を会議室に召集した。

セシル
「報告を」
伝令
「はっ。反乱軍がこの城を目指して北上中でございます。間もなく長城に到達するとの知らせです」
セシル
「首謀者は?」
伝令
「明かではありません。第一報は目を潰されて、重体。それ以上の子細はわかりません」
セシル
「ならば敵の規模は」
伝令
「恐れながらそれも明かではありません。ピクト人やヴァイキングを仲間に加えたゼーラ一族で、その数は相当なものに登ると報告されています」

 会議室に漏れたのはどよめきではなく、失笑だった。

貴族
「西方の異民族ばかりではないか。下らん。田舎者が徒党を組んでいるのを見て、大慌てで軍隊を動かそうというわけか」
貴族
「これは歴史上稀に見る、早とちりだぞ」
ラスリン
「ハハハッ! まさに。異民族が少々集まった程度で、我々が出て行かねばならない必要がわからん。長城には兵士が派遣されておるのだろう。それで充分ではあるまいか」
セシル
「長城はまだ防備の場所として充分な備えができていない。もしもの時を考えよ。これはれっきとした侵略戦争だ。異民族が攻撃を仕掛けようというのなら、これを迎え撃つのは我らと貴辺らの務めではないか」

 しかし、会議室に肯定的な空気は生まれなかった。セシルの反論の代わりに、また失笑が漏れた。

貴族
「ああ、下らん下らん。王子よ、そんなに戦争がしたいのなら、1人で勝手にやりたまえ。遊びなら、王子1人でやればよろしかろう」
セシル
「下らんだと……」
貴族
「下らんさ。戦争など、昔から王子の遊び道具と決まっておるだろう」
ラスリン
「王子は何もわかっておらん。軍隊を出すには相応のお金が掛かる。そうおいそれといつでも出せるものではない。しかも、それが取るに足らん小勢だったら? そんな相手に慌てふためいて軍隊を出したとなれば、王子は臆病者と民に笑い者にされるだけですぞ」
セシル
「おのれ貴様ら――」

 会議室の場に、セシルに進んで協力しようという者はいなかった。
 彼ら貴族達も、それなりに規模の大きな氏族を従えている。彼らが呼びかければ、その軍勢を仲間に加えることができる。セシルの軍団は、せいぜい城を守る程度の規模でしかなかった。もしも大規模な侵略があった場合、彼らの協力は必須だったのだが……。

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