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■2016/03/24 (Thu)
第10章 クロースの軍団

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14
 ソフィーが召使い達に命じて、鎖帷子を身につけるのを手伝わせていた。
 知らせを受けたローザが、部屋に入っていく。

ローザ
「ソフィー! 行くの?」
ソフィー
「あの方が戦っています。待っているわけにはいきません。私もあの人の側で戦います」
ローザ
「でもソフィー。あなたはまだ動ける状態じゃないのよ。それに魔力が……」
ソフィー
「わかっています。でも行かなければなりません」
ローザ
「……そう。それじゃ、あの人の側にいてあげてね。私にはできないから」
ソフィー
「はい」

 ローザがソフィーを抱擁した。

ソフィー
「……ローザ様?」
ローザ
「なんだか、もうあなたには逢えないような気がして……」

 ローザは肩を震わせて泣いていた。

ソフィー
「必ず戻ります。平和を勝ち得たら、お茶でも飲みながらゆっくりお話しましょう。ね?」
ローザ
「はい」

 ソフィーは鎖帷子の上にローブを羽織り、部屋を出た。
 そこに、カインが待ち受けていた。

カイン
「僕も戦います」
ソフィー
「あなたには城を守るという大きな役目があります。父君の側にいてあげてください」
カイン
「でも……」
ソフィー
「お父さんを1人にしてはいけません。あなたが支えてあげてください」
カイン
「……はい」

 カインはソフィーの前で膝をついて、見送った。
 ソフィーが杖を手に、城を出る。用意させていた馬に跨がった。
 するとその様子を見ていた兵士達が駆け寄ってきた。

兵士
「ソフィー様、どこへ行かれる」
ソフィー
「セルタの砦へ。救援に向かいます」
兵士
「何と。……ならばそれがしもお供します。道中、あなたを守るために」
兵士
「ならば私も。ソフィー様を守らなければなりません」
兵士
「私もだ! ソフィー様のためなら、どこまでも従いていこう!」

 兵士達が次々と名乗り出ると、武器を持ち、馬に乗った。
 ソフィーはゆっくりと城の前の坂道を降りていく。兵士達はソフィーの姿を見ると、我も我もと付き従った。城下町に出る頃には、その数は1つの軍団というほどになっていた。
 ドルイドの乙女を中心にした行列は、神秘的な気風を漂わせ、街道を行く人達は彼らのために道を空けた。人々がドルイドの乙女に頭を下げる。
 ソフィーは大門の前までやってきた。大門はいまだに封殺された状態で、兵士と村人達が言い争いをしていた。だがその騒動も、ソフィーが近付くと、自然にみんな押し黙り、彼女のために場所を空けた。

ソフィー
「この者達を城に入れなさい。民の無事こそ王の望みです」

 その声には凜として、聖母のぬくもりが漂っていた。
 即座に門が開かれた。ソフィー達の隊列が大門を潜り抜けていった。村人達はソフィーに感謝を込めて、頭を下げて見送った。

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