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■2016/04/01 (Fri)
第10章 クロースの軍団

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18
 敵の勢いは一時的には削がれたものの、数と勢力は圧倒的だった。
 長城の南側は、倒せど倒せど兵士が群がってくる。大軍勢が巻き上げる熱気と埃で、遠くが見通せなくなっていた。それに、どうやら魔法のミストが辺りが満たし始めていた。
 敵兵は次々と長城を乗り越えて侵入してくる。勢いは相変わらず激烈だ。だから、ミストに混じってクロースの神官達がまじないをかけているなど、オーク達が気付くはずもなかった。
 戦うオークの許に、兵士が駆けつけてきた。

兵士
「オーク様! 召集が発動されました。王の軍団が召集されます!」
オーク
「……そうか。ついにやってくれたか! みんな聞け! この砦での戦いは次の夜明けまでだ! 王の援軍が来るぞ! みんな……」

 その直後、長城がぐらりと傾いだ。敵の神官がかけたまじないが発動したのだ。
 長城の石積みががらがらと突き崩された。壮絶なる破壊音とともに、粉塵が噴き上がった。周囲にいた全ての兵士を、敵味方構わず飲み込んでいった。


 その崩落を、クロース陣営も驚きの顔で見ていた。

ティーノ
「なんということを……。あれでは我が軍の兵も……」
ジオーレ
「それがどうした。戦場では命を落とすものだ。それに大義のためであれば、兵士達も満足だろう。それよりも、注文したものは、まだ届かんのか?」
兵士
「もうしばらくかかる……と報告が」
ジオーレ
「早くしたまえ。タイミングが全てだ。絶対に遅れるなよ」
兵士
「はっ」

 ジオーレは崩壊する長城を見ながら、満足げな笑みを浮かべていた。突撃の合図が出され、騎士達が粉塵の中飛び込んでいった。


 土煙が深く漂っていた。辺りは土色に閉ざされている。その中に、兵士達の呻き声が、亡霊の声のようにあちこちでひしめいていた。遠くで何かが通り過ぎようとする音が聞こえる。敵軍の進行が始まったのだ。
 しかし、今はそれどころではなかった。

ギード
「オーク殿! オーク殿! どこにおられる!」

 粉塵の中で、ギードが声を張り上げる。長城が崩れた瞬間、オークがその中に飲み込まれたのを見たのだ。
 オークは優秀な指揮官だ。なんとしても救い出さねばならない。
 だが土煙の中に入ると、何も見えなかった。瓦礫に埋まっている兵士を1人1人救い出しながら、ギードは奥へと進んでいく。
 突然、何かが踊り出した。土煙を裂いて、刃が振り上げられる。ギードはとっさに刃を受け流した。さらに相手の胸を一突き。
 しかし、はっとした。仲間だった。仲間を殺してしまった。
 その時、騎馬が通り過ぎる音がした。煙霧の向こうに騎士の姿が映っていた。
 敵か、味方か――。
 だがそれを確かめる間もなく、ギードの首が飛んでいた。

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