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■2009/07/21 (Tue)
全巻までのあらすじ(第4集より)
1ad7d878.jpg平和とスターリンを愛する望は伝書鳩専門の獣医師。ある日、ケガで飛べなくなった鳩の代わりに伝書人になる決意をし、あて先の東十条に飛ぶ(徒歩)が、あて先のヤンエグ風暗黒舞踏家に踊りを交え、受け取り拒否されてしまう。水中クンパカしたら受け取ってやるよとなにやら宗教の匂い。それはちょっとと拒否すると、今度は10回クイズを強要される。「『修行するぞ』って10回言ってみな」ってやっぱり宗教の匂い。あわてて逃げ出しタクシーに乗ると運転手に「あの大殺界って天中殺のパクリだろ? パクリだろ?」と同意を求められ困惑していると黒塗りのセンチュリーが追突してきた。

第3回放送より、オープニングが暫定版から正式版へと変更された。『終末』をイメージしたサイケデリックなビジュアルである。『神』『魔術』『核戦争』『宇宙』といったイメージが無秩序に並んでいる。もともと、オープニングテーマである『林檎もぎれビーム』の名前は、カルト集団が使用していた合言葉から採用された名前だ。なるほど、それらしいいかがわしさ満載の映像だ。どことなくデヴィッド・リンチの雰囲気を感じる。ラスト、宇宙に投げ飛ばされた風浦可符香が糸色望の元に舞い降りる瞬間が、シュールの極みであり、そこはかとなく神秘的。生と死を超越した二人の運命的な結びつきを表現している。
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×の悲劇
原作163話 昭和83年12月10日
クリスマスのゴールデン銀座商店街。その中央に設置された大クリスマスツリーに、クレーンを使っての飾り付けが終了する。毎年この時期に催される恒例の行事だ。
「それでは、ツリーを点灯させろ」
52560e7b.jpg現場監督の指示に、作業員が点灯スイッチを探る。だが、あるべき場所にスイッチは見付からない。
そんな作業員たちに、望は言う。
「スイッチは押さないほうがいい」
「なに言ってんだ、あんた?」
「年末の忙しい時期に、スイッチが入ったら面倒くさいじゃないですか」
それは望からの忠告であった。
a9705dd2.jpg可符香は、ツリーから伸びるコードをたどり、地下への階段を降りていく。この先に、スイッチがあるに違いない。だが地下にあったのは、壁を覆い尽くす夥しい数のスイッチだった。
このどれかを押せば、ツリーが点灯する。そう考えた可符香は、不用意にボタンを押す。
スイッチはスイッチでも、すべてのスイッチが電化製品を点灯させるわけではない。人間の体内、心理にもスイッチがある。
動物好きの人に、動物の話題を振ると、動物うんちくスイッチが入る。
携帯好きな人に、携帯の話題を振ると、携帯うんちくスイッチが入る。
ショタ好きな人に、ショタの話題を振ると、ショタコンスイッチが入る。
カップリング好きな人に、カップリングの話題を振ると……(以下略)
それらのスイッチは、いつ入ってしまうかわからない。押しても構わないが、非常に面倒くさいスイッチである。だからスイッチは、不用意に押してはならない。

絵コンテ・演出:龍輪直征 作画監督・原画:前田達之 色指定:佐藤加奈子
制作協力:スタジオパストラル
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私は日本には帰りません そういう決心できませんでした
原作96話 昭和82年5月30日掲載
2718aa43.jpg糸色望は、ビデオレンタルショップで考えていた。目の前には、二つのDVD。『星条旗からの手紙』と『父親たちの硫黄島』。
2作品を見ている暇はない。どちらか一つを選ばなければならない。望は散々考えた末に、そのどちらでもない、『チェケラップ』というタイトルを選んでしまった。
cc6f5448.jpg望は、レンタルショップを出た直後、自問自答する。
「なぜです! なぜどちらでもない、微妙なものを借りてしまったのです!」
どちらにするか散々迷った挙句、そのどちらでもないものを選んでしまう。第3の選択肢。しかも、その3番目というのは、なぜかいつも微妙な選択であったりする。
今夜のメニューはカレーにしようか、ハンバーグにしようか。そう考えて迷った末に、なぜかやきうどんになってしまった。
1dbeeca9.jpg今年の講談社漫画賞は、『球斗』にするか『ラブ・La・ドール』にするか。そう迷った末に、なぜか米田治著の『深い淀み』を選んでしまった。
狭くても原宿か広い保谷の部屋か迷った挙句、中途半端な広さの西荻の部屋に決めてしまった。
第3の選択肢は、いつも微妙な結果と印象をもたらす。
決断力のない望たちは、いつの間にか不思議な街に迷い込んでしまう。『第三選択市』。そこは、最初にあげた二つのどちらも決められない人々が集う街。
だが可符香が現れ、こう言う。
「ちっとも悪いことじゃないですよ、第3の選択。どちらも選べぬ、心優しき者の着地点です」

絵コンテ・演出:龍輪直征 作画監督:田中穣 色指定:石井理英子
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ドクトル・カホゴ
原作104話 昭和82年8月1日掲載
f0c3d130.jpg海水浴客で賑う海岸。水際で戯れる少女たちの姿があった。2のへ組の少女たちである。その中心にいるのは、糸色望……ではなく、その影武者である。
糸色望は、物陰から楽しげにゴムボールで遊ぶ影武者と自分のクラスの生徒たちを眺める。
47949357.jpg「お寂しいでございますか、望ぼっちゃん」
執事の時田が声をかけた。
糸色望は時田を振り向き、強気の微笑を浮かべる。
「はは、まさか。これっぽっちも。でも、一人くらい気付いてもいいのではないでしょうか」
bca9c7db.jpg「そこは影武者でございますから」
「しかし、影武者とは少々、大袈裟ではありませんか」
「実に物騒な世の中ですから」
「そうはいいましても、過保護すぎやしませんか。それでなくとも、今の世の中、過保護だらけというのに」
大切なものは保護しなければならない。だが、行き過ぎると過保護になる。
例えば、
過保護のため、ちっとも近くで見られない観光資源。
行き過ぎた抗菌グッズ。
オレオレ詐欺対策のために導入された、銀行のATM振込み制限。
政府のニート支援対策費。
どこまでも行き過ぎる現代の過保護傾向。そんな過保護に絶望する望の前に、倫が現れる。
「お兄様、あちらで保護者会が開かれるようですよ」
ただしそこは、保護者は保護者でもちょっと行き過ぎた保護者の集う、『過保護者会』であった。
つづく

絵コンテ:龍輪直征 演出:宮本幸裕 作画監督:工藤裕加 色指定:石井理英子
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『懺・さよなら絶望先生』第2回の記事へ

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作品データ
監督:新房昭之 原作:久米田康治
副監督:龍輪直征 キャラクターデザイン・総作画監督:守岡英行
シリーズ構成:東富那子 チーフ演出:宮本幸裕 総作画監督:山村洋貴
色彩設計:滝沢いづみ 美術監督:飯島寿治 撮影監督:内村祥平
編集:関一彦 音響監督:亀山俊樹 音楽:長谷川智樹
アニメーション制作:シャフト
出演:神谷浩史 野中藍 井上麻里奈 谷井あすか
   真田アサミ 小林ゆう 沢城みゆき 後藤邑子
   新谷良子 松来未祐 上田耀司 水島大宙
   矢島晶子 杉田智和 後藤沙緒里 寺島拓篤
   斎藤千和 阿澄佳奈 中村悠一 麦人 MAEDAXR



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さのすけを探せ!
今回、確認できたのは2箇所のみ。見落としがあったかもしれない。

e17d2bea.jpg左の動物の檻。あびるの顔をすぐ手前。これは、原作で描かれているとおりの位置だ。





2aa7a57f.jpgビデオレンタル店、カウンターの左の広告ポップ。








絶望絵描き歌
a1148e38.jpg左、中村悠一
右、麦人
毎度、最もカオスな空気が溢れる『絶望絵描き歌』。ひょっとして、我々に「ここに病院を作ろう」と言わせたいのだろうか。
いやそれ以前に、完成図を伝えたうえで、声優に絵を描かせているのだろうか。



エンドカード
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中村明日美子






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