忍者ブログ

89c79c73.png
■ コンテンツ ■

ad17d9bc.png 2f3a1677.png c1a81a80.png 9452a147.png 5350f79a.png 01b9b1e8.png 29aa8305.png d5525adf.png 0e6a6cf4.png b76ca7e7.png fea5d7ae.png
■ Twitter ■

■ ブログランキング

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
■ ショップ

DMM.com DVD通販、レンタルなどの総合サイト
■2024/11/22 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

にほんブログ村 アニメブログへ
■ [1006]  [1005]  [1004]  [1003]  [1002]  [1001]  [1000]  [999]  [998]  [997]  [996]  ■


■2015/12/12 (Sat)
第7章 王国炎上

前回を読む
 平原はネフィリムの大群に黒く塗りつぶされていた。銃眼についた弓兵が黒山の群れに矢を次々と放つが、あまりの数に効果の確認すらできない。屈強の騎士達が果敢にネフィリムたちに向かい、その勢力を大門の一歩手前で足止めさせた。
 しかしネフィリムの数は圧倒的であり、勝利どころか防衛すら途方もない戦いに思えた。
 大門の内側においても、いまだ敵は侵入はないものの、慌ただしい様子だった。武器は途切れないように補充され、医師は負傷者の手当に奔走し、長期戦に備えて倉庫から兵糧の持ち出しが始まっていた。
 そんな騒然とした中を馬が2騎、悠然とした様子で通り過ぎていった。その背にあるのは2人の美女だ。バン・シーとソフィーの2人である。戦いに明け暮れる兵士達は、あまりにも場違いでしかし美貌ゆえに漂う神秘的な気風に、足を止めて注目せずにはいられなかった。
 オークもソフィーの存在に気付くと、戦線を抜けて慌てて駆け寄った。

オーク
「ソフィー、何をしているのです! 早く戻ってください!」
ソフィー
「……オーク様。戻った時は私を認めてください。男とか女とかではなく、愛する人として――」
オーク
「…………」

 ソフィーのあまりの毅然とした態度に、オークは圧倒されて口をつぐんでしまった。

バン・シー
「行くぞ!」

 バン・シーの命令で、大門が馬1つ分ほど開いた。ソフィーとバン・シーの2人の馬が門の外に飛び出していった。
 オークはその後を追った。引き留めねばならぬ。しかしネフィリムの大群がオークを遮った。バン・シーとソフィーの姿はすぐに見えなくなってしまった。

次回を読む

目次

拍手[0回]

PR
にほんブログ村 アニメブログへ
■ [1006]  [1005]  [1004]  [1003]  [1002]  [1001]  [1000]  [999]  [998]  [997]  [996]  ■


■ ブログの解説 ■

漫画・アニメ・キャラクターを中心に取り扱うブログです。 読みたい記事は、左の目次からお探しください。

QLOOKアクセス解析


■ ブログ内検索  ■

私が描きました!

アマゾンショップ

アマゾンのサイトに飛びます
フィギュア

アニメDVD

新刊コミック

ゲーム

ライトノベル

楽天

アマゾン<シャッフル>ショップ

私が描きました!

Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]