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■2009/09/22 (Tue)
シリーズアニメ■
前巻までのあらすじ(第13集より)
三次のあと
原作170話 昭和84年2月10日掲載
原作170話 昭和84年2月10日掲載
臼井影郎は下足箱を前にして、手と足を止めた。蓋を開けたそこにあるのは、いったい――。
「開けなければ、いいと思うよ」
風浦可符香が現れ、臼井に優しく微笑みかけた。
「開けさえしなければ、チョコをもらえている臼井くんと、もらえていない臼井くんが同時に存在する、並行世界が続くんだよ」
死ぬかもしれない猫に箱をかぶせておく。するとその箱の中では、生きている猫と死んでいる猫の二つの世界が並行して存在することになる。
臼井は自分の下足箱をガムテープでべたべたに貼り付けて封印する。
今時、下足箱にチョコを入れるのかという行為については置いておくとして、開けなければ幸せな箱は事実存在する。
物事、蓋を開けてみるまでわからない。逆に開けさえしなければ、無限の可能性を持ち続けることができるのだ。
唐突に現れる、明らかに学校の部外者と見られる中年の男性。その頭に、箱をかぶせている。
「シュレディンガーの“デコ”です。昔、生え際がちょっときちゃったかなって時にこの箱を被ったのです。箱さえ開けなければ――まだ生えている自分も並行世界に存在しうるのです!」
教室に行くと、クラスの全員が揃っていた。
奈美が早々に考えを放棄して微笑んだ。
それをうしろからじーっと見ているあびる。
「奈美ちゃん、太った?」
「太ってないわよ!」
「そんな日塔さんには、これを。シュレディンガーの体重計です」
目盛部分に箱をかぶせた体重計。これならば、可能性として太っている日塔奈美と、太っていない日塔奈美が同時に存在し続けることができる。
箱さえ開けなければ、あらゆる可能性は同時に存在し続ける。
例えば、選挙の投票箱は開けなければ当選している自分と落選している自分が同時に存在し続けられる。
例えば、1週間放置したお弁当箱は、開けなければ奇跡的にまだ食べられる弁当と、新しい生命が誕生しちゃっているお弁当が同時に存在し続けられる。
可能性は多様に、どこまでも広がっていくのだ。
企画/スタッフ/予算/スケジュール/出来映え/売り上げ
絵コンテ・演出:鎌田裕輔 作画監督:北崎正浩 色指定:森綾 制作協力:虫プロダクション
葬られそこねた秘密
原作178話 昭和84年4月22日掲載
原作178話 昭和84年4月22日掲載
「困った」
困惑の糸色望。
「どうする?」
答えの見付からない小節あびる。
思考を放棄する日塔奈美。
テニスコートの中央。そこに円筒形の鉄の物体が突き刺さり、周囲の土を抉り取っている。衝撃で吹っ飛んだらしい土の下から、薄く白い煙が吹き上がっていた。
「これって、あれだよね? ニュースでやってた、ミサ……」
あびるが決定的なそれを口にする前に、望が遮った。
「報道では列島を飛び越えたって言ってませんでした?」
千里が茫然と円筒形の物体を見ている。
「実は迎撃に失敗して落ちたんじゃ……」
まといが望の背後から、懸念を囁きかけた。
「まさか……」
ま
ならば、なぜここにある?
「迎撃に失敗して落ちてたと報道されているのに、ここに存在している――」
「これは、超国家機密じゃないの?」
「政府はこの存在を何がなんでも隠したいはず!」
少女達が思考をまとめるように言葉を重ねていった。
「国家機密を知ったら、消されるナ」
全員が沈黙した。
誰もがまさかと思い、同時にもしやと疑い否定しきれない事態が起きてしまった。
「そ、そうだ。先にマスコミを呼んで、報道してもらおうよ。そうすれば、国も下手に手出しできなくなるはずよ」
奈美が顔を青ざめさせながら、解決策を提案する。
しかし、誰の顔にも希望は戻らなかった。
「マスコミ? マスコミなんて信用できると思う? マスコミはいつも私たちのお友達みたいな顔をしている。けど、実体は政治的デマゴギーの協力者じゃない。そのマスコミが列島を飛び越えたと報道しているのよ。私たちの立場を守ってくれると思う? マスコミが?」
まといが冷静な答えを告げた。
真っ先に望がぷいっと目を背けた。
「私も見ていない」
奈美も顔を背けた。
さらに木村カエレも。
「ちょっと、見て見ぬフリして放置するのも問題よ! このまま放っておくと――、爆発オチの可能性があるわよ。」
千里の警告。
国家よりも恐ろしく、漫画が避けなければならないのは、読者をがっ
こうして2のへ組絶望少女達は、爆発オチの回避と国家的陰謀を隠蔽のために、鉄の物体を隠そうと奔走を始める……。
人工衛星/が/飛んでいませんね/音楽/が/聞こえていない
絵コンテ・演出:鎌田裕輔 作画監督:田中穣 色指定:渡辺康子
原作第18集の記事へ
(※爆発オチの画像は、下の「つづき」にあります)
(※爆発オチの画像は、下の「つづき」にあります)
閉門ノススメ パート2
原作183話 昭和84年6月3日掲載
原作183話 昭和84年6月3日掲載
「ラーメン!」
勢いよく振り落とす。壁が砕けて、道が通じた。
「ラ・ア・メ・ン・ラ・ア・メ・ン」
奈美は異様に目をギラギラ輝かせながら、道を進んだ。目の前に現れる壁は破壊するべきものだとハンマーを振り上げる。今や奈美をとどめる者など誰もいなかった。
「もう、その壁の向うがラーメン店ぞ」
糸色 倫が地図を見ながら指示を与えた。
「よっしゃ!」
奈美がハンマーを振り上げる。目の前の白漆喰の壁を叩き壊した。
奈美と倫、それから時田はカウンターに並んで、ラーメンを注文した。
間もなく三人分のラーメンが並ぶ。
奈美と倫は期待を浮かべて、箸を二つに割り、麺を手繰った。麺を一口啜る。すぐにでも、「うっ」と呻き声を漏らしそうになった。
「経営者が変わって、味が変わった……」
倫が茫然と、丼に浮かぶ麺を見下ろしな
「現在の経営者は倫さまでございます」
時田が冷静に事実を突きつけた。
「とんだ、盲点」
倫ががっくりと視線を落とした。
「なに、その新作落語みたいなオチ! ああ、もうなんかガッカリ! 気晴らしに、カラオケ行こう、カラオケ!」
奈美はすぐに気分を入れ替えて、別の提案をした。
「カラオケ?」
時田が地図を広げた。
「このように買収していけば、辿り着けます」
地図には、隣り合った家を貫くように矢印が引かれ、その過程に「買収済み」の判子が押されていた。
「金のかかる級友だ」
倫は呆れるように呟くが、止める気はなかった。
と、いつの間にやら奈美の後を追うように女の子たちが従いてきていた。
「って、なんであなた達まで従いてきているの?」
奈美はようやく気付いて振り返った。小節あびるに、藤吉晴美、音無芽留、三珠真夜の4人だった。
「私たちの家もルート上にあったのよ」
あびるがクールな言葉で説明する。
「その壁の向うが待望のカラオケだ」
倫が地図を見ながら指示を与えた。
「カラオケ!」
奈美はハンマーを大きく振り上げて、力強く落とした。
「お兄様!」
「倫!」
倫に見咎められて、望は気まずそうに振り向いた。
「外出禁止ですよ!」
「そういうお前は何ですか」
望は色んなものを棚上げにやり返そうとする。
「土地の買収により、今やこの場所まで倫さまのご自宅の敷地内でございます」
「何という強引な……。だったら私はセーフです。学校に住民票を置くわけにはいかないので、書類上、倫と同じ住所なのです。あなたたちは家にいないと」
望は少し呆れた顔をするが、すぐにほっと安堵を浮かべた。今度は集ってきた少女達を見咎めるように振り向く。
あびるが“糸色家公認”と書かれた書類を見せた。原作第16集152話参照である。
そうだった、と望が表情を引き攣らせる。
「と、とにかく、これで外出禁止令を破らずどこにでも行けます」
「甘味屋さんに行きたーい!」
奈美は朗らかに手を上げた。
というわけで、ハンマー片手に次々と壁を破壊していく。そうして次の壁を破壊すると、目の前に現れたのは、学校のグランドだった。
「学校も買収したの?」
「はい。ルート上にございまして」
意外な驚きを浮かべる望に対し、時田が事務的な言葉を返した。
つまり、今この高校は『糸色高校』なのである。
一同は2のへ組教室に集合した。当然、クラスの少女達も一緒だった。彼女達は全員、糸色家が公認している
「はーい、それでは授業をはじめまーす」
望は憂鬱な顔で授業を始めた。せっかくの休日、やっかいな生徒に顔を合わせなくていいと思ったのに、この結果である。笑顔でいるのは、やはり望の嫁である木津千里だけだった。
イ/ト/セ/ズ/タ/イムリーニ
絵コンテ・演出:龍輪直征 作画監督:小林一三 色指定:石井理英子
『懺・さよなら絶望先生』第11回の記事へ
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作品データ
監督:新房昭之 原作:久米田康治
副監督:龍輪直征 キャラクターデザイン・総作画監督:守岡英行
シリーズ構成:東富那子 チーフ演出:宮本幸裕 総作画監督:山村洋貴
色彩設計:滝沢いづみ 美術監督:飯島寿治 撮影監督:内村祥平
編集:関一彦 音響監督:亀山俊樹 音楽:長谷川智樹
アニメーション制作:シャフト
出演:神谷浩史 野中藍 井上麻里奈 谷井あすか 真田アサミ
〇〇〇小林ゆう 沢城みゆき 後藤邑子 新谷良子 松来未祐
〇〇〇矢島晶子 後藤沙緒里 根谷美智子 堀江由衣 斎藤千和
〇〇〇上田耀司 水島大宙 杉田智和 寺島拓篤 高垣彩陽
〇〇〇立木文彦 阿澄佳奈 中村悠一 麦人 MAEDAXR
この番組はフィクションです。実在する迎撃に失敗して落ちてきたミサイル、SONV、暗黒心中相思相愛をたまにカラオケで熱唱する神谷浩史とは一切関係ありません
モグピープルを……そろそろここの隠し文字やめようかな。どうせ誰も気付いていないんだし……。
まあいいや。それはそれとして、さのすけを探せ!
まあいいや。それはそれとして、さのすけを探せ!
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『葬られそこねた秘密』エピソードの最後、爆発オチのシーンに堂々とさのすけ。自重、という言葉を知らないのだろうか。それはそれとして、ふっとんださのすけに合掌。
特撮監督:高山カツヒコ
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そのほか、気になったシーン
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絶望先生絵描き歌
右:MAEDAX R
ついに原作アシスタントの登場。いや、ちょっと待て。いきなり突っ込みどころだぞ。前田君の服装が、『開門ノススメ』の日塔奈美の衣装になっている。(この画像はクリックすると拡大されます)
左の立木文彦のほうはスルー。なんかもう、見慣れた感じなので、そういうのは。
(この画像はクリックすると拡大されます)
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新社屋建設を巡って、危機的状況が続いているシャフト。経営危機が作品に影響を及ぼし、同時進行作品の『化物語』を見てもクオリティの低下が目立つが、それでもギリギリの場所で底力を発揮する。エンディングが終わり、アニメも終わりかと思わせて突然『いけないカエレ先生』が始まる。『リリキュア』ほどではないが、こだわりのあるオープニングシーンが制作されている。内容を含めて、見る者を唖然と言葉を失わせる作品だ。深夜以外の時間に、間違っても放送してはいけない作品である。ちなみに、下に本編の記述があるが、見ないようにお願いする。(見るな見るな、というネタ振りでもないのでありからず)
いけないカエレ先生
問題になりそうな気がしたので、前面隠し文字にしました。読む場合はカーソルを合わせて、反転させてください。ただし、15歳以下は絶対に、絶対に、絶対に読まないで下さい。冗談にならなくなるので。「ボクの答えは間違っていました」
「はい?」
高校入試の参考書を見ていたカエレ先生が、振り向きました。
「先週出した円錐の体積の答えは、間違っていました! だって円錐
ボクの血走った眼はカエレ先生のくっきり刻まれた谷間に釘付けでした。ブラウスから今にもこぼれそうなバストが、ボクの目の前で豊かに弾んでいます。
「再計測させて下さーい!」
「いやああ!」
カエレ先生のなんともいえない嬌声が、ボクの部屋一杯に満たされます。
ああ、たまりません。その声を、もっと僕に聞かせて下さい。
でも、カエレ先生の逆襲に遭ってしまいました。カエレ先生はボクの情熱を焦らすように、頬を平手打ちします。
カエレ先生、そうやって僕を焦らすのですね。今にも発射しそうなボクの情熱を寸止めするのですね。
なんて耐え難い。ボクの胸のはるか下で膨れ上がった情熱は、理性の力では抑え切れません。
「今日は円柱の体積の出しかたを勉強するの」
カエレ先生はダメな僕を椅子に座らせ、問題集を開いた。カエレ先生の吐息がボクの頬に触れ、おバストが後ろ頭に当たっています。カエレ先生、わざとですね。ボクを誘っているのですね。
カエレ先生がボクに背を向けて、何かを探すように身をかがめました。短いスカートが自然にずり上がって、白く薄いパンティがむき出しになります。
ボクは言うまでもなく釘付けでした。そのパンティ、いや、パンティが覆っているそこに手を伸ばせば届きそうじゃありませんか。いや、手を伸ばす必要もありません。立ち上がって、押し付ければカエレ先生の中に入って行けます。
ボクは椅子から立ち上がりました。だって、椅子に座っていると、つらいんですもの。はじけんばかりに溢れた僕の情熱を、スラックスの布が押し返そうとするんです。
自由になりたい。情熱の袋の中にはちきれそうになったそれを迸らせたい……。
そんな時、何の脈絡もなく停電が起きます。ボクは天啓と思い、スラックスを下ろし、情熱を自由な世界に解放しました。僕の情熱は今まさに解き放たれ、奔放に反り返らせます。
でもここからが難題です。真っ暗になったこの間に、ボクは情熱のすべてを吐き出さねばなりません。それはまさに、記録への挑戦のようなものでした。
しかしボクの情熱はいつも以上に膨れ上がっていました。闇という帳がボクらを包んでいますが、実体は一切の距離を置かず、ボクは先生を前にして情熱をむき出しにしてるのだから。いや、先生のお尻がある方向に、ボクは情熱の矢を差し向けているのです! 想像の世界ではなく、今やリアルな世界で、ボクは情熱をカエレ先生のすぐ側に突きつけているのです!
ボクは激しく興奮して、情熱が一気に頂点に登りつめようとするのを感じました。ひょっとすると、ばれちゃうかもしれません。その緊張感がとりとめのないゾクゾク感を生み出します。
「あっ! こんなところに円柱!」
カエレ先生は、信じられない的確な指使いで、ボクの情熱を握りました。まるで知っているかのように、ヘソにつかんばかりに反り返った野菜のきゅうりのようにこわばったボクの情熱を、優しく包むように掌
「ああ、先生、その円柱はダメです! 大きさが変わってしまいます!」
情熱から溢れ出る快楽がボクのすべてを包むようでした。ボクの身体に、いや情熱の先から、ここでは描写不能のものが溢れ出そうとしているのでした。
……なんか、全てにおいてすみませんでした。もう、こういうのは書きません。
絵コンテ:龍輪直征 演出:鎌田裕輔 宮本幸裕 作画監督:村田公輔 岩崎安利色指定:渡辺康子
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