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■2009/10/03 (Sat)
映画:外国映画■
貧しい街で、子供たちは銃を手に強盗の日々を過ごしていた。そんなある日、少年の一人、リトル・ダイスがモーテル強盗を思いつく。
ただ一つ、リトル・ダイスが行方不明のまま……。
10年後。街に、リトル・ダイスが戻ってきた。
リトル・ダイスは容赦のない暴力で、またたく間に街の支配者になる。リトル・ダイスの統率によって、街は、図らずも平穏を取り戻すことになった。
しかし、それは次なる抗争の切っ掛けであった。
映画は、少年達が暴力に飲み込まれていく様子を、独特のカットセンスで描いてく。
全体を通してリズム感があり、暴力にすらユーモアがあり、引きこまれるものがある。凄惨な暴力描写が多く、いつの間にかあらゆる暴力が“ただの行為”として受け入れている我々がいる。
少年たちは、未来に希望がなく、日々過ぎていく日常にも意義を見出せない。そんな少年たちを活気付かせるものはただ一つ。殺人と強盗だった。
手段を選ばず、ただ金を得ること。あるいは金や品が手に入らなくても、暴れまわれる場所さえあればいい。その結果として、金がおまけ
“神の街”ではあらゆる労働に有意義は見出せない。どんな努力も報われず、一瞬の隙で何もかもが崩壊してしまう。だから少年たちにとって、暴力だけが唯一意義のあると思える行為だった。
子供にとって、完成された社会など、退屈以外の何物でもない。子供はどこまでも奔放で、秩序だった意識などはない。その上に残酷で、
そんな子供の中でヒーローになれる奴は、いつの時代も決まっている。
一番力強くて、暴力的な奴だ。そんな奴が“気に入らない大人”を叩き壊してくれる、と期待が集る。
“神の街”は子供たちに更正など望んでいない。腐敗した街は、住民に堕落と放蕩を望んでいる。
犯罪が日常的な街にとって、麻薬取引はやはり日常だ。
犯罪者が統率する街においては、犯罪は一種の事業となって、一般社会との結びつきを持ち始める。
そうして悪ガキどもが中心となる、一つの社会を形成するのだ。それは近代の都市が生んだ、もう一つの“蠅の王”だ。
映画記事一覧
作品データ
監督:フェルナンド・メイレレス
原作:パウロ・リンス 脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ
音楽:アントニオ・ピント エド・コルテス
出演:アレクサンドル・ロドリゲス アリシー・ブラガ
〇〇〇レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ セウ・ジョルジ
〇〇〇ドグラス・シルヴァ ダルラン・クーニャ
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