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■2010/11/15 (Mon)
三橋貴明4万2246票切っ掛けは3年前――。2007年の参議院選挙だった。
2007年、民主党は「年金問題」を取り上げ自民党と安倍晋三内閣を痛烈に批判。民主党の批判は日本中に膾炙し、無条件の反自民党の意識がにわかに形成されていった。結果として2007年の参議院選挙において安倍晋三は大敗。民主党に議席の過半数を奪われ、「ねじれ国会」の状況を作ってしまった。間もなく安倍晋三は病気療養のため総理の座を退くことになる。
が、この後だれも「年金問題」について口にする者はいなくなってしまった。あれだけ鋭く批判の声を上げていた民主党も、マスコミも、「年金問題」について口を閉ざし、問題の存在そのものが国民の意識から消えてしまった。
安倍晋三が総理の座を退き、次の自民党総裁、すなわち内閣総理大臣を決定する選挙が実施された。このとき争ったのが麻生太郎と福田康夫の2人である。
この頃から、じわじわと、あの異常としか言いようのないマスコミによる麻生太郎批判が始まった。自民党総裁選挙が告示された9月14日から、投票日である23日までの短い期間、マスコミの間で不穏当な一つの噂が流布した。曰く、「麻生クーデター説」である。
「麻生太郎は自ら自民党総裁に就任するために、安倍晋三辞任の情報を隠していたのではないか?」
――もちろんデマである。デマであると、安部晋三自身がはっきりと明言した。
だが多くの有権者にとって、「麻生太郎クーデター説」の影響力は絶大たった。多くの人たちはマスコミの情報に誘導されるように、麻生太郎に不審を抱き、福田康夫を信頼して多くの票を入れた。
そして2007年9月23日、福田康夫内閣総理大臣が誕生した。

それからおよそ1年後となる2008年9月24日、麻生太郎は巡り巡って第92代内閣総理大臣の座に就くことになる。
だが、マスコミによる粘着的な批判の声は決して止むことはなく、ますます勢いを強めてテレビ・ラジオから溢れていった。その内容を改めて振り返ると、あまりにも幼稚で、本当にこれがテレビで流れたパブリックな情報なのか、政治レベルで議論すべき内容なのかと疑いたくなる。
しかし残念な事実として、日本国民の多くがこの驚くべき幼稚な情報に疑問を持たず、流れ出てきた情報をそのまま受け入れ、麻生太郎の評価を決めてしまった。この期間、世論の中から政治的なるものは完全に消失して、女子高生の井戸端会議レベルに地位を落としてしまった(もっと驚くべき指摘は、ほとんどの国民は、かつての自分たちの思考、意見に何一つ疑問を持たず、反省すらしていないことだ)
「漢字の読み違え」「カップラーメンの値段」「『ホッケの煮付け』発言」「ボールペンのキャップを口にくわえた」
これのどこが政治的議論なのかまったく不明であるが、当時の新聞・テレビの情報のほとんどが、以上の内容をただひたすら羅列し、繰り返すだけであった。当時の日本国民のほとんどは、この情報そのものに何一つ疑問を持たなかった。
人々は自民党と麻生太郎に根深い不信と苛立ちを感じるようになり、鬱積した感情の集積が、より新しい政治と、その政治が作り出す時代に希望を抱くようになった。

2009年。鳩山幸夫を筆頭とする民主党による政治が始まった。人々は新しい政治の誕生に歓喜し、鳩山幸夫内閣総理大臣を熱狂的に迎え入れた。選挙票のおよそ6割を獲得し、支持率は70パーセントを越えるものであった。当時――ほんの1年前だが、日本国民の期待感と、政権交代による高揚感の凄まじさがよくわかる。
だが――(いまだに気付いていない人も多いが)これこそ「地獄」の始まりだった。

こうして、三橋貴明は決意した。
見ているだけでは駄目だ。ブログを書いているが、ただ外側から見て書いているだけでは何も変化しない。自ら政治の世界に飛び込むしかない。
三橋貴明は単身、政治の世界に飛び込み、戦い、あるべき姿に変えていこうと決意を固めたのであった。
が、三橋貴明はその手前である選挙に敗北することになる。だから本書は、選挙にいかに戦い、公職選挙法の制約にいかに抗い、その結果として敗北に至ったか――これを追ったドキュメンタリーである。

選挙活動は初めて経験する者にとって、困難の連続であった。
まず選挙活動を始めるにあたり、「後援会事務所」を確保しなければならない。後援会事務所がなければ、選挙管理委員会への書類提出ができないわけである。
選挙に関連するお金の流れは、全て選挙管理委員会に報告しなければならないという決まりごとがある。そのために銀行口座を「入金」と「出金」に分けて作成し、通帳も別々に作成し管理する必要もある。選挙活動で使用したお金は、全て「後援会名義」で報告しなければならないのだ。
だから「後援会事務所」がないと選挙活動はできないわけだし、そもそもお金の流れを「後援会名義」で報告しなければならないのだから、事務所自体借りることができないということになってしまう。だから三橋貴明は、まず自宅を後援会事務所ということにして報告し、それから銀行口座を開設した後に事務所を借り、住所変更電話番号変更などを選挙管理委員会に報告した。この面倒くさい手続きのために、選挙活動の初めの数日間をロスしたのである。
選挙活動は、上に書いたような決まりごとだらけなのである。例えば選挙活動で配られる大量のビラも、実はビラの総枚数と大きさ、それから配られる場所などそれぞれに細かい決まりごとがある。選挙公示日以後にならないと「政治活動」は認められても「選挙活動」は認められない。では「政治活動」と「選挙活動」の違いとはいったい何であろう? 選挙活動する者にとって「わかりません」では済まされない。「政治活動」と「選挙活動」の違いをきちんと認識しつつ活動をしなければならない。
選挙活動は複雑奇怪な制約の連続である。もちろん公職選挙法は絶対的に遵守しなくてはならないが、その一方で効果的に有権者に訴える必要があるのだ。
「実は選挙はノウハウだらけ」――ノウハウを知らないと即座に弾かれてしまうのが選挙というもの。実経験を経て、三橋貴明はその実態を知るのである。

三橋貴明は選挙を始めるにあたり、「ネット選挙」を頼みとしていた。もともと2ちゃんねるにおいて活動をはじめたということもあり、三橋貴明にとって、ネットが最大の力を発揮できる「地盤」であった。
選挙活動を始める以前から三橋はネットの性質というものをよく理解しており、ネットが使えるのならば有名政治家と互角に戦え、ひょっとして勝てるかもしれない――そういう見込みもあったのだ。
が、第22回参議院選挙開始直前、ネット選挙は解禁にならず。ブログ更新すら禁止にされ、支持している有権者にどこでどんな活動をしているのか報告すらできなくなってしまった。三橋は最大の効力を発揮できる武器を失ったまま、選挙活動に挑むことになったのである。

結果として三橋貴明は参議院選挙に敗走――落選する。得票数は4万2246票。最大の武器を奪われるという不利な状況での戦いであった。三橋は自らの体を動かして、全国をつぶさに回り、喉をからし、入浴と睡眠の時間を惜しんで多くの有権者に訴えたのである。結果は選挙に無知な一般人としてはそこそこ健闘した得票数――しかし当選するには遠く及ばない数字(およそ10万票以上必要)であった。そして選挙は、当選しない限りなんら価値のない戦いなのである。三橋は過酷な選挙の旅に挑み、敗北したのだ。
三橋貴明は次の選挙にも出馬するのであろうか。選挙は莫大なお金がかかるし、今回の選挙で三橋貴明の個人資産はものの見事に吹っ飛んだらしい。選挙を経て身も心もボロボロで文無し。それが選挙直後の三橋貴明の状況であった。
今は選挙に敗北したおかげで、むしろレインメーカーと呼ぶほどに仕事の依頼が舞い込んできているし、三橋はそのほとんどの仕事を処理できるほどの速筆である。吹っ飛んだ個人資産も少しずつ取り戻している状況だと思われるが、それでも再び選挙に挑戦するほどの資産が戻ってくるかわからない。なにしろ三橋は、プロの政治家というわけではなく、社会的には普通のサラリーマンなのである。出自不明の故人献金が毎月のように送られてくるどこぞの誰かさんと同じというわけにはいかない。三橋自身、次の選挙について何も明言しておらず、出馬するかどうかすら不明の状態が続いている。

ここで少し、本書とは違う話しをしようと思う。
4万2246票――実はこの中に、私が投じた1票も入っている。もし次の選挙に出馬するというのであれば、もう一度三橋貴明に入れたいと思う。だから、希望を持って三橋貴明の出馬を待ちたいと思う。

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ」

作品データ
著者:三橋貴明
出版:扶桑社
帯コメント:麻生太郎「魂のノンフィクションだ」

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