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■2012/05/22 (Tue)
絶望先生29集 (2)その美しき夫人の夫は、一つの箱を持っていた。黄金に輝く箱だった。しかしその箱は、決して開けてはならない、と言い渡されているものだった。だから夫人がどんなに懇願しても、夫は頑なに箱を開けることを拒んだ。
夫人は、きっとこの箱の中には素晴らしい宝物が秘められているに違いない、と考えた。だからある時、夫人は夫の知らない隙を狙い、箱を開けた。
そうして箱から飛び出した物は――絶望だった。

いよいよ30集で完結することが明かされた『絶望先生』。表紙を彩るのは、これまでの法則性を打ち破り、風浦可符香だ。袴姿で、髪に羽の付いた花の飾りが添えられている。風浦可符香は地面に落ちた何かを見るように、身をかがめている。背後からゆるやかな風がながれているらしく、腰の帯が吹き上がり、余白に散らされた羽が風の流れを示している。風浦可符香の足下では、うろペンが駆け出そうと足を上げている。
表紙カバーの裏面を見ると、三珠真夜。風浦可符香と同じように、少し身をかがめるようにしている。足下にいるのは、1匹の子犬である。
表紙カバーをめくると和装姿の丸内翔子、根津美子の二人が狛犬のように立ってこちらに目を向けている。『さよなら絶望先生』のタイトルは中心に置かれている。裏面を見ると、大浦可奈子襟元を着崩し、ぼんやりとした目線を空へ向けている。
あと何人か掲載されていない絶望少女がいるが、最終刊を飾るのは間違いなく加賀愛になるだろう。連載の終わりに向けて、一気に調整してきた29集だ。
恒例の“前巻までのあらすじ”は、三珠真夜のものである。

前巻までのあらすじ
私、子供の頃UFOにさらわれたの。仲間と間違われて迎えに来たんだって。その時、おわびにと宇宙人から不思議な棒をもらったの。なんでもさした生物が絶対服従するという、ナイスなスティック。これで今まで言うことを聞かなかった生物はいないわ。いつか、先生にもさしてやるんだから。ちなみに一緒にもらった金属バットは、地球上にはない金属でできてるんだって。

第282話 山なみのあちらにも同じ人がゐる
絶望先生29集 (3)朝のバスでの通学。日塔奈美は眠たげな欠伸をしつつ、何気なく窓の外に目を向けた。窓の外の溝川、そこに架かる橋の上に、木津千里が立っていた。千里は橋の下を見ているようである。
奈美は橋の千里を気にしつつも、そのまま学校へ向かった。教室に入ると、
「おはようございます。」
さわやかな笑顔で振り返ったのは、木津千里だった。
「あれ?さっき橋のところにいたよね?」
奈美は不思議な心地に捕らわれながら尋ねた。
「ううん? ずっと教室にいたわよ。」
千里も不思議そうな顔をして答える。
「「バイロケーション」てやつですね」(Wikipedia:バイロケーション
ちょうどHRの時間だった。糸色望が教室に現れ、奈美の疑問に答えるように言った。
「バイ……バイロリ剣士? 何ですかそれ?」
奈美は相変わらずの聞き違いである。
「同じ人が同時に別の場所に存在することです。けっこう報告例が多いんですよ。怪現象と捉えられがちですが、中には不思議でも何でもない……「悲しいバイロケーション」もあるのです」
と望は間を置いて、
「悲しいバイロケーションて、80年代のアイドル曲みたいですね」
恥ずかしいみたいに出席簿で頬を隠した。
「いいから話進めろよ。」
千里が突っ込む。

第283話 宇治拾位物語
絶望先生29集 (6)登校途中。奈美は何気なく街頭テレビに目を向ける。「今年の10大ニュース」と書かれた大きなパネルを中心に、女性アナウンサーが明るい顔で話をしているようだ。
「もうそんな時期かあ」
緩く感心の声を上げる。
そこに、糸色望が通りかかった。
「おはようございます」
「先生個人の10大ニュースって何ですか?」
奈美は望を追いかけて、さっき仕入れたばかりの話題を振ってみた。
望はしばし考えるようにうつむいた。
「そうですね……第10位――。10コもあるわけじゃないですか」といきなり素に戻る。「日本全体のことならまだしも、私個人で10コあるわけないじゃないですか」
「でも何かあるでしょう」
でも奈美は明るい顔をして、望の顔を見上げている。
しかし、個人で10コもニュースをあげるとしたら……足の爪がはがれた。福引きでお米が当たった。そばマクラが破れた。そんなものである。
世の中には多くのベスト10がある。しかし問題なのは、ベスト10を作ること自体以上に10コも見つけることである。ランキングの企画の1位から10位までを探すライターのほうが、よほど大変であるに違いない。
ところが世の中広いもので、それを専門に研究している大学の学部があるという。しがらみ大学の十位学部――そこでは世の中の第10位だけを探し、収集しているという。

第284話 すべてがカプになる
絶望先生29集 (10)教壇に立つ糸色望。しかし望は教科書も広げず、いきなり生徒たちに向かって指を突きつけた。
「えいっ! 皆さんに魔法をかけました」
「はあ……どんな魔法?」
教室中が寒々とした空気に包まれる。
「「クリスマスにカップルを見たら死ぬ」魔法です。というわけで皆さん、クリスマスにカップルを目撃したら死にます。全力でカップルを見ないように努めてください」
糸色望は得意げに声を弾ませていた。
しかし、教室はさらに寒々とした白けた空気が渦を巻きはじめていた。誰も魔法を信じていない……という以前に、そんな魔法をかける理由がわからない。
「クリスマスに幸せそうなカップルに背を向ける理由が欲しい、ということですか」
小節あびるが落ち着いた調子で尋ねる。
「まあ、そんな所です」
望は教壇に両手を突き、生徒を見下ろすようにして答えた。
糸色望はクリスマスを嫌悪している。両親が望自身を着床した記念日だからだ。だから、クリスマス自体に背を向ける理由を求めたのである。
そんなわけで12月24日――糸色望個人がどんなに願い、希望を抱こうとも、世間はクリスマス一色に染まる。魔法なんて、あるわけがない。
「藤吉さんもそう思うよね」
日塔奈美が藤吉晴美に尋ねる。
「バカバカしい」
藤吉も無関心そうだった。
とそこに、美しい少年が二人、側を通り過ぎて、
「でも少し怖いから、オレ達はカップル見ないよう、家で男同士で過ごします」
微笑みとともに挨拶を交わして去って行く。
それを目撃した藤吉晴美は突然に――胸を掴み、呼吸を荒く絶えさせ崩れ落ちるのである。藤吉死す――萌え死にである。魔法は本物であった。

第285話 グダグダースの犬
絶望先生29集 (11)初詣の日。神社に和装姿の参拝客がやってくる。そんな人々の中に、やはり絶望少女たちの姿もあった。
「あら」
おみくじ屋の前で、見覚えのある姿を見つける。赤い袴の巫女装束に千早を羽織る加賀愛である。
「ここでアルバイトさせて頂いています。私のような者がすいません」
加賀愛はやってきた風浦可符香と木津千里に微笑みかけ、謙虚な態度で頭を下げた。
木津千里は加賀愛の姿を見て、機嫌良く笑いかける。
「やっぱ、神社は巫女さんよね。ん? さっき鐘あったよね。鐘って、寺だよね。ここは神社なの? 寺なの?」
千里は、急に厳しい顔になって、加賀愛に尋ねる。
神社に鐘。これはご都合主義ではなく、神仏習合の名残である、という。昔、仏教が日本に伝来する時、何か凄いのが来る、と神道は危機感を持って迎えた。(Wikipedia:神仏習合
宗教は対立するもの――しかしそこは日本人。対立せず、いいところは取り入れ、一つのものとして飲み込んでしまう。
「グダグダになったっってことぉ?」
千里は不満そうに眉を釣り上げている。
とそこに、
「グダグダの何が悪いのです! グダグダにして勝つ!! これは一つの戦法なのです」
いきなり現れて声を上げるのは糸色望である。
勝つためには勝負自体をグダグダにする。ボクシングの試合でグリンチ多用してグダグダの試合して、何となく勝ってしまったり。押しかけ女房的に同棲して、グダグダにしていつの間にか結婚にこぎつけたり。公務員給料引き下げ案マイナス0、23%だ7、8%だのでグダグダになり、結局減給0の大勝利になったり……。
グダグダにすることは、必勝法の一つなのである。

第286話 在庫の人は
絶望先生29集 (24)藤吉晴美の机の上に、どーんと本の束が積み上がっていた。すべて同じ表紙の同じ内容。晴海が本の山を前に、どんよりうなだれていた。
「コミケで売れ残ってたくさん在庫抱えちゃったんだって」
事情を聞いた小節あびるが藤吉に代わって説明する。
「なんで、ここに持ってくるのよ。」
責める木津千里。
「だって家に置いておけないでしょ。こんなに大量なのに、家のどこに隠せばいいのよ!」
藤吉が涙を浮かべて、不満を爆発させた。だからといって、学校に置いていいわけがない。
が、同情を見せる男がここに1人――。
「痛いほどお気持ちを察します。一生懸命お描きになったろうに」
慰めの言葉を漏らす、糸色望。
というのも、望自身書いた同人誌がまったく売れず、ロッカーの中に大量にしまい込んでいるのである。つまり、在庫を抱えている者同士の慰め合いである。
「先生、在庫に込められた作者の気持ちがわかるなんて。イコメトラーですね」
風浦可符香が尊敬を込めて言った。
そうして糸色望が連れて行かれた場所は、お見合いパーティー。ずらりと並ぶのは、売れずに残った“在庫”の女性達である。

第287話 悲式玩具
絶望先生29集 (16)体育館は赤と白の垂れ幕で包まれていた。胸にコサージュを付けた三のへの生徒達がしおらしく椅子に座っている。
「卒業生答辞」
この呼びかけで席を立ったのは、学級委員長的な立場に居続けた木津千里である。
「楽しかった運動会。嬉しかったアニメ化。スルーされた3分の映画化……」
「はい一旦止めて」
糸色望が答辞を止めて千里の前へ行く。
「少々私情を挟みすぎかと」
「そんなことありません。」
千里が事務的に言葉を返す。望は、あっさり諦めて千里の前を離れた。
「こんなんじゃ、本番が思いやられます」
考え込むように顎をなでる。これは卒業式の予行演習である。まだ本番ではない。
それはそれとして、
「いつ教えてくれるんだい? 卒業式」
そう好奇心一杯に尋ねるのは木村カエレである。どうやら、「卒業式」という「方程式」があるのだと思っている様子である。
「卒業式っていう方程式を解かないと、卒業できないんだろ?」
それを解かないと卒業できないという式。そんな式は……あるようである。例えば、
(アイドル×写メ流出)×!=卒業
それを解いてしまうと、ただちに卒業しなければならない。この国には、そんな恐ろしい方程式は実はたくさんあるのだ。

第288話 横倒れちまつた悲しみに
絶望先生29集 (17)節分のステキなおまじないを教えてあげる。「豆」っていう字を横に倒すと「KOI」ってなるでしょ? だからね、好きな人に豆をぶつけて横倒しにすると、恋が実るの。

ゴッ!
衝撃だった。糸色望の後頭部に、巨大な塊がぶつけられる。望は前のめりに崩れかけ、メガネが吹っ飛んだ。
それは世界最大の豆、モダマ。豆の直径5~10センチ、さやは1メートルに達する巨大な豆である。それを、望の後頭部めがけて木津千里が投げたのだ。
巨大豆の投擲に恐れた糸色望は、走って逃げる。
が、そこに再び豆。大量の豆がザーッと地面を横に流れていく。望は豆に足を捕らわれ、転びそうに……いや、耐えた。
「なぜみんな私を転ばそうとするのですか!」
逃げる望。
そこに、小さな柴犬。望は、思わず足を止める。柴犬の前に身をかがめ、柴犬を抱き上げる。柴犬は人懐っこく望の頬をペロペロ舐める。望も嬉しそうに柴犬を撫でた。
「豆……柴? まさか!」
常月まといが気付いた。とっさに倒れようとする糸色望を支える。
しかし、望を豆で倒そうとする絶望少女たちは、まだいるらしく……。

第289話 第二第二ハッピー
絶望先生29集 (18)授業中。糸色望が黒板に教科書を書き写している。それを途中で止めて、生徒達を振り返る。
「あのう。授業中、内職するのやめてもらえませんか」
「内職」というのは、授業中に別の科目の勉強をすること。テスト前にはしばしば見られる学校の風物詩である。
と、いうのではなく――、
教室の一角に工業用の機械を持ち込み、大量の箱を並べて、文字通りの内職をはじめている生徒が一人。大草麻菜美である。作っているのは、制服の第二ボタンである。
卒業を前に控えたこの時期、第二ボタンの需要がピークに達するのである。モテる男子は大量に第二ボタンを取られるから、そのぶん補充のための第二ボタンが必要になるのである。
「第二ボタン? 第二ボタンなの? 第一ボタンかもしれないし、第三ボタンかもしれないし。」
木津千里がボタンを一つ取り、しばらく眺めた末、納得いかない声を上げた。
「完全に第二ボタンです。第二ボタンというのは、乙女の記念品ですから」
答えを引き受けたのは、風浦可符香である。
「ぬー。いや、待って。騙されない。たとえ第二ボタンとして作られたとしても、ここに付けられて、はじめて第二ボタンでしょう。」
やっぱり納得いかないらしい千里である。
確かに、世の中そこにあってはじめてそれとわかるものがある。東京タワーは東京にあるから初めて東京タワーとわかるのであって、もしも山奥にあったら送電線の鉄塔にしか見えないだろう。
六甲の名水だって、六甲とラベルが貼ってあるから六甲の水であるとわかる。コップに入っていると、どこの水なのかわからない。

第290話 出席番号二十三の瞳
絶望先生29集 (20)夜の内に降った大雪はあっという間に街を真っ白に染め上げてしまった。
「うーさぶい!」
日塔奈美が自分を抱くようにして身を震わせた。
「息も白くなるねぇ」
白い息を吐きながら、一緒に登校する友人達に声をかけた。
「       」
答えたのは風浦可符香だった。
「           」
日塔奈美は、納得いかないみたいに言葉を返す。しかし、風浦可符香は笑顔のまま、
「     」
「       」
奈美がやり返そうと、ちょっと厳しく言った。
ようやく気付いた木津千里。
「フキダシまで白くなることないでしょう!」
ストーブを持ち込んで火を付けて、フキダシのなかに文字を浮かび上がらせる。
「これだけ寒いとフキダシの中も白くなるよ」
「仕事しろ、フキダシ係!」
寒さにマフラーに顔を埋める奈美に、千里はいつもの厳しさで怒鳴る。
それはそれとして、
「前のページの奈美ちゃんの話だけど、少し言い過ぎだと思うよ」
小節あびるが問題のコマを指さしつつ言った。
しかしフキダシは真っ白。それでも、小節あびるは「見える」と主張する。
これは共感覚(シナスタジア)の一種である。共感覚とは、ある刺激に対して、通常の感覚とは別に特殊な感覚も得られるという知覚現象をいう。共感覚を持っている人は、文字や音に色を、形に味を感じたりするという。(Wikipedia:共感覚
「なんかこの子の能力が妬ましい。私にだって共感覚があるはず!」
嫉妬の声を上げたのは常月まといである。
常月まといは目をカッと開いて、そこに提示された文字を見詰めた。
「私にも文字に色が付いて見える! この文字は赤い色に見えるわ!」
共産党

第291話 畳の国のアリス
絶望先生29集 (21)教室の机と椅子は片付けられたようである。その代わりに、大きな風呂敷が一枚、皺も作らず、綺麗に広げられている。
「さて、広げた風呂敷を、畳まないと」
望は大儀そうに言って身をかがめ、風呂敷の端をつまむ。が、何かが引っかかっているらしく、畳めない。見ると、全身武者鎧姿の影武者が一方の布の端を踏むように立っていた。
「影武者! オマエのせいで、風呂敷が畳めないじゃないか。仕方ない。まず反対側から畳もう。って、この期に及んで広げてるし……」
別の端を見ると、小節あびるが風呂敷の上に膝を突いて、丸められた風呂敷を広げようとしている。
糸色望に指摘されて、小節あびるが振り返った。
「私、広げました?」
もの凄く意外だったらしく、ぼんやりした表情を浮かべていた。
「広げた風呂敷を畳む」これは物語の伏線を回収したり、発言に責任をとったりすることの喩えなのである。しかし、世の中には大風呂敷を広げたっきり畳めない人の多いこと多いこと!
メガソーラー構想とか。明日から本気出すとか。9坪の土地に一家5人、快適に暮らせるリフォームとか。
「うまく地面に着地できず、空間を漂い、回収できないスペースデブリとして問題になっているのです。このスペースデブリ問題は、ファイブスター物語の年表にも記されています」
「その年表自体、回収できるのでしょうか?」
これ以上デブリを増やさないために、なんとしても回収し、風呂敷を畳まねばならない。――が、そんな状況にあっても風呂敷は広がってしまうのである。

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漫画・著作:久米田康治
出版・編集:講談社
連載・掲載:週刊少年マガジン






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ネタばれネタ解説

絶望先生29集 (4)第282話より
←だ、そうです。

いや、ネタでしょ? 事実じゃないんでしょ?
しかし久米田康治曰く、前田君がらみのネタは全て事実だという。ということは、やはりこれも実話? 弟子がおそらくアメーバピクをやっているのではないか、と思い、そこをチェックしている久米田康治もなんというか……。
ここで久米田康治が使用しているディスプレイはワコム製ペンタブレット、Cintiq12インチのものである。



絶望先生29集 (5)第283話より
扉絵より。日塔奈美の関心事10位がずらりと並んでいる。3位以降には何が書かれているのかよくわからないが……。第10位はおそらく「新谷良子声優 10周年」のようだ。
















絶望先生29集 (7)第283話より
久しぶりの登場、木津千里の姉、木津多祢。
通っている大学は「しがらみ大学」。「十位学部」に通っていると判明した。「十位学部」は世間的にかなり需要が高いらしく、マスコミ関係から公的機関からも求人がくるそうだ。無駄な白書などを作るため、に。
妹の千里からは、「ちゃんと学校に来てるんだ」と驚かれているから、学校に通っているような気配をあまり感じさせないのだろう。
ところで「しがらみ大学」といえば久米田康治の前作「かってに改蔵」に登場する舞台である。何かしらの関連があるのだろうか。……名前考えるのが面倒くさかったのだろうか。


絶望先生29集 (8)
第283話より
「好きな鍋ベスト10 第10位は……キムチ鍋!」

だ、そうです。
いやぁ、10位にランクインなんて凄い。やはり世間的に大人気なのだろう。ビックリだぁ。
でも1~9位には何が入るのだろう。ちょっと考えても、4種類くらいしか鍋の名前は思いつかないのだが……。








絶望先生29集 (9)第283話 おまけ漫画より
切実だ! あまり切実すぎる!
漫画家の需要というのは、連載が終わった瞬間、ゼロになる。ネットビジネスの基本はロング・テールとよく言うが、これは在庫を目一杯抱えている店舗の場合であって、作家個人の需要は完全にゼロに変わる。
もちろん、鳥山明とか尾田栄一郎といった、歴史に残る一大名作を描ききった大作家は別だ。鳥山明や手塚治虫や尾田栄一郎は世間に顔を出さなくても、何度も何度も作品と名前が挙げられ、賞賛されるだろう。実際鳥山明の名声は、今も天井知らずに上がる一方である。
しかし、ほとんどの作家の需要はゼロになる。忘れられる。このブログも、今なら「絶望先生」というキーワードで検索して探しに来る人は多いが、連載が終了した途端、このブログも忘れられ、グーグルに「絶望先生とは?」と尋ねる人もいなくなるだろう。
そんなものである。もっとも冷酷なのは、ごくごく普通の人たちなのである。
新しい作品はどんどん生まれてくるし、新しい流行、新しい傑作は次々と生まれる。過去の作品が忘れられるのは、当然であるし、忘れられるからこそ新しい作品が受け入れられる状況が作られる。漫画の世界が権威的になりすぎず、若い新世代の作家が絶えず生まれるのも、作品の潮流があっさり変わってしまうのも、過去の作品が簡単に忘れ去られるからである。
連載が終わると、作品ごと作家の需要はゼロになる。漫画がヒットすればお金持ちになれる、と思っている人はかなりいるが、実は単行本収入はさほど大きくない。単行本は常に出せるわけではないし、売れるのは2週間程度。その後は無収入である。ヒット作1本2本出せたとしても、全体としてみれば実は並のサラリーマン以下というのは結構いる(大儲けしているのは出版社だ)。大金持ちになりたいのなら、漫画家はやめたほうがいい。まあ、やはり鳥山明クラスになれば、別の話だが。
だからやはり……忘れて欲しくないものである。こんな作家がいた、ということも。作品を長く本棚に置いていて欲しいものである。忘れるのはあまりにも……悲しいから。


絶望先生29集 (23)第285話より
グダグダ……といったらやはりあの「妖精」たちである。
下に商品貼っておきますので、後でお買い上げください。面白いですよ。


絶望先生29集 (12)第284話おまけ漫画 第285話より
誰だ、この美人の姉さん。
絶望先生29集 (13)藤吉晴美です。
ちゃんとし格好したら、それなりに人気出るだろうに。

第286話
こちらも藤吉晴美。堂々たる裸を披露する。もはや、隠れない巨乳。
場面はヒッチコックの名作、『サイコ』。ジャネット・リーが殺害される、あまりに有名なシーンのパロディである。その一方で、映画の結末は今でも言ってはならない特別な作品である。





絶望先生29集 (14)第286話より
在庫スルー。「余裕」という人が大半だろう。私も余裕。というか、最近はほとんど店に置いていない、というケースが多い。最新の2、3冊があるというだけ。あるいは、まったくない、という状況をよく見かける。まあ、なくなっても気付かないタイプの作品だが。
そういえば、アニメ専門店へ行くと、予約受注限定生産のはずのDVD付き単行本をちらほら見かける。誰か買ってあげないだろうか? 埃かぶって変色しているのを見かけると、さすがに痛々しい。まあ私は買わないけど。

絶望先生29集 (15)第286話より
数年後のお話。小節あびるに包帯、眼帯がなくなっている。何かしらの伏線と見るべきだろうか。

ところで小節あびるを演じた後藤邑子が病気療養中である。「自己免疫疾患」という病名である。早い回復と復帰が望まれる。

絶望先生29集 (19)

第289話より
もうアニメの予定がなくて残念だ。斉藤千和さんはどのように演技してくれただろうか、と空想したくなる。







絶望先生29集 (22)
第290話、291話より
いよいよ最終回に向けて話を進めはじめた。暗示的なカット、台詞があちこちに現れる。漫画の内容も、いつも通りのギャグマンガの素振りをしながらも、実際には意味のある展開なのだろう。
このまま行けば、またしても『かってに改蔵』のような精神病院オチ、ていうことになりそうだが。予想を裏切る大ホームランはやってくるだろうか。予定では……すでに第30集が最後と予告している。あと1冊。どう見せてくれるのか、期待である。










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漫画・著作:久米田康治
出版・編集:講談社
連載・掲載:週刊少年マガジン






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